you-kiki0612’s blog

今までずっと抱えてきた思いをブログを通じて気持ちを整理したいと思っています。繊細さんの事、

「あんな検査」って… 後編

前編より続き

 

 

良かれと思って言った何気ない言葉が

長男 仙ちゃんを傷つけていたなんて

 

   『 あんな検査 』

        しなきゃ良かった…

 

 

という一言が

どうやら

悪かったようだ。

 

 

 

ディスレクシアの検査に

辿り着くまでにもまた紆余曲折が

あった。

 

 

話がごちゃごちゃしちゃうので

今回はかいつまんで話すが

検査そのものを受けたのは

中1の夏休みだったと思う。

 

 

ディスレクシアというものを

説明欄、概要欄で

貼り付ける術は私にはないので

ご存知という前提で話を進めます。

 

 

ディスレクシアとは

日常生活には全く困らないが

読み書きが少し困難な人の事

日本語だと書字障害と言うそうだ。

 

 

当時に比べたら世間的にも

だいぶ認知されてきたが

まだまだな現状。

 

 

 

 

障害とつくので

私も当事者の仙ちゃんも

受け入れ難いものがあった。

 

 

 

高校受験を経て

希望の高校でも相当頑張った。

 

 

学び方を変えたら

 

   『 僕にも出来る!』

 

と自信がつき

推薦で大学にも入った。

 

 

 

 

彼は彼なりに相当悩んだのだという。

 

 

 

しかし

自分の中で咀嚼して

前向きに捉えて

ディスレクシアと共存というか

認めて生きていこうと

思っていた矢先

私が否定した言葉 

 

     "あんな検査"

 

という言葉を使った事で

仙ちゃんの心を閉ざしてしまったのだ。

 

 

 

「母さんは

  俺がディスレクシアだったら

     嫌なの?」

 

 

あーそうか…

 

そういうことか…

 

 

私が検査させたのに

私自身が

受け入れられていないって事か…

 

 

 

結局

4月下旬

私が体調崩し

薬漬けの病院通いになり

不憫に思ったのか

元の優しい仙ちゃんに戻った。

 

 

 

 

まだまだ

私の葛藤は続く…